猫森集会 Aプロ＜由貴ちゃんとにんじんポテト＞ 2日目

1日目でスゴイとか言ってた自分を正座させて小一時間問い詰めたい。
猫森集会すごすぎます。浩子さんも言ってましたが、気分はもう最終回です。
以下ネタバレレポート、1日目を超える長文です。
まずは浩子さんとAQ!さんが出てきて1曲

♪放課後

最初の挨拶の後、コーラスじゃないメインで歌うボーカリストで楽器はやらないというゲストは、青山円形の頃から考えても初めて。と、昨日話したら、手嶌葵の立場は？とアンケートで書かれたと。手嶌葵さんはスポットゲストで2曲だけ歌ってすぐ引っ込んでしまったのでカウントされないのだそうです。
猫森集会のゲストというのは、出てきたら後は最後までいて一緒にやるので、「メインボーカルから雑巾がけまで(AQ!さん)」「やりません(浩子さん)」。
ゲスト自身にも理解されて無い事が多くて、漫画家でギターも弾くますむらひろしさんにもリハーサルになってから驚かれたとか。事前に資料送ったのに「丁寧に全部の資料を送って下さる事務所だなー」と思ってたそうです。Dプロの小室等さんにも「僕はギタリストじゃないよ」と言われたのを「去年は漫画家さんにギター弾いてもらいました」と主張して押し切ったそうです。

♪まっくら森の歌
♪テルーの唄

デビュー35周年でCDが2枚出る話。
「静かでいいな」スペシャル版については、以前は昔の歌は恥ずかしかったけど、これだけ時間が経つと自分だって思えなくなってきて客観的に聞けるようになったと。そうすると、十代の頃でないと出来ない、けっこういいなと思えてきたそうです。
「フィンランドはどこですか？」はいろんなアーティストが参加してて、例えば陰陽座というメタルバンドのボーカリスト黒猫さんなど。すごく良いアルバムで、早く聞いて欲しいんですよ、と浩子さん。はい、待ちきれないです、ほんとに。

♪空の駅
♪パラソル天動説
♪よその子

知らないひとが聞いたら谷山浩子のレパートリーだと思うという「プラハリアン」ですが、これは由貴さんの造語です。昨日のMCで由貴さんから聞いたことそのままですが、由貴さんが子どもの頃にプラハから人形劇団がやってきたのを観て、夜のプラハの町を人形が行進して行く様なイメージなのだとか。由貴さんはプラハにずっと憧れてるけど、いまだに行ってないそうです。「いわば、斉藤由貴の心の中のプラハ(浩子さん)」「それは、歌は出来てるけど、早ね早おき朝ごはん、みたいなこと？(AQ!さん)」

♪プラハリアン
♪情熱

ここで、斉藤由貴さんの登場な訳なのですが、由貴さんいきなり出てくるし。「昨日やったでしょ！」と浩子さん。「お待たせしました。拍手でお迎えください、斉藤由貴さん、です！　登場」といちいち振りつきで説明する浩子さんが可愛い。「そういうの面白いですか？」と言う由貴さんに、浩子さんは、あ、わかったと「ケンカ売ってる？」「今日はそういう風？」とかなんとか。

♪MAY
♪土曜日のタマネギ

由貴さんのファンの方が、由貴さんが背中を向けている席を見て、きっとショックを受けたに違いないという話になります。
「詐欺ですよね(由貴さん)」「でも、背中じゃないとも言ってない！(浩子さん)」
由貴さんは背中を見せたくないそうで、背中に「見るな！」の紙を貼ろうかとか、果ては浩子さん向きの矢印を貼ろうとか。浩子さんから、人前に出るのは慣れてるでしょうと聞かれて、今日は全然緊張してないとのお答え。ここで斉藤由貴が谷山浩子を評して曰く「人にリラックスを無理強いするとこがある」。いやほんと由貴さんいいこと言います。本当にファンなんですねー。
ほんとまだMC 1回目なのに勢いよく話しているお二人ですが、「ねぇ、知ってる？」と浩子さん、1日目は歌ってる時間よりしゃべってる時間の方が長かったんだそうです。
二人とも同じ属性なので、増幅しあってより長くなってしまうというような事を浩子さんが言ったところ、由貴さんは「2+2が、2x2になるような」。浩子さんは固まって、会場から笑いが起こります。由貴さんは、わたし笑われる様な事は何も言ってない、と胸を張ってますが。「2+2は？(浩子さん)」、由貴さんが答えるより早く、客席から「4！」という叫び声、それに対して由貴さんは、そんな、偉そうに言われるような事じゃない、と即答。まだ気付いていません。客席、大爆笑。浩子さんも、笑いをこらえつつ「2x2は？」と聞いたところで由貴さんがやっと気付いて、座り込みそうになります。そうです。足し算でも掛け算でもおんなじです！
やっと客席が落ち着いてきた所で今度は浩子さんが「そういうときは1+1って、・・・あ」。だめです、掛け算すると減ってしまいます！　会場、ふたたび大爆笑。
「歌いこう、うた」と言ってる由貴さんをよそに浩子さんは「え、なんかスゴイ。掛け算って何なんだろう」と、何やら深淵な数字の世界に心が飛んでいるご様子です。
わたしは、AQ!さんの「すごいよ、あなたがたは」という言葉に、心の底から同意します。

♪ブルーサブマリン

浩子さんはマイクを持って立ち上がったとたんに「掛け算ってなんなんだろうなって思って」「それ、お客さんに対する裏切り行為じゃないですか？(由貴さん)」「ブルーサブマリンと掛け算は同じようなものだから(浩子さん)」。
由貴さんは掛け算から遠ざかりたいらしく、高校生の時の模試の時に国語で1番、数学でビリから2番の成績だったと主張していました。
ここで突然、浩子さんがそういう事ならとAQ!さんに振ります。ニコリのペンシルパズルを浩子さんが教えたにも関わらず、あっという間に浩子さんが解けない様な難しい問題を解く様になってしまって、「なので、いま好感度が下がっている」そうです。
「頭よさそうな顔をしてる(由貴さん)」「えー、してる？(浩子さん)」「ちょっと宇宙人入ってるというか(由貴さん)」やっぱり、持ち上げといて落とす由貴さんでした。
由貴さんは1日目に来ていた旦那さんに、つっこみ過ぎ、いくらなんでも谷山さんに失礼だと怒られたそうです。「怒られた事が生きてないですね(浩子さん)」はい、むしろ倍増してます。

♪悪魔の絵本の歌
♪そっくり人形展覧会

この2曲が由貴さんの選曲だという事で「コアなファンですから(由貴さん)」。
1日目のアンケートにも「斉藤由貴ファンより谷山ファンに馴染んでいる」などと書かれていたそうです。「あと、すごくディープな追っかけとかしてくれる様なファンのひとから、同じ匂いがするって(浩子さん)」「臭いましたか(由貴さん)」
由貴さん自身のコンサートでは、もうちょっとちゃんとしているそうです。そして、家では由貴さんは相槌くらいしかしゃべらないとか。旦那様がマシンガントークなのでというところで浩子さんも「うちも！」と。浩子さんの旦那様は、浩子さんが台所や洗面所に移動すると、ついてきてまで話を続けるそうです。「それは、うっとおしーですね(由貴さん)」「いや、ひとの旦那だから(浩子さん)」
今日の斉藤由貴はとても素に近いのだそうです。「卵に例えるならば、黄身に一番近いところ(由貴さん)」
浩子さんも普段のライブより、すごく黄身に近いとこで、「あなたのせいだから(浩子さん)」
と、すっかり爆笑モードのお二人ですが、次の展開の為に浩子さんが必死でシリアスへ切り替えしようとします。シリアスっぽい効果音を出してみるAQ!さん、浩子さんはじっとピアノに向かって「うらみまーすー」、ってだからまた笑いをとってどうするんでしょうか。
何とかシリアスに復帰して、1日目と同じく曲の作り方から説明して朗読につなげていました。

♪アトカタモナイノ国
♪SEAGULL

由貴さんがSEAGULLの詩をすごく好きだというのは、浩子さんもおっしゃってましたが、歌を聞いていてよく判るのです。とてもとても大切に歌って下さってるのが伝わってきます。この曲のサビの詩は、由貴さんの幸せ観にとても近いのだそうです。

♪ドッペル玄関

アンコールで出てきてまず客席に時間を聞くお二人。「昨日より早いのでは(由貴さん)」「昨日より遅いです(浩子さん)」。昨日はアンコールの後しゃべっちゃってあの時間になったとか。怒られた事は生かされないもののようです。
今日は紙を忘れずにきた由貴さんが宣伝。塊魂のテーマソングを歌ったというところで、由貴さんのゲーム機、具体的にはWiiに関する嫌な思い出。「50インチプラズマTVを買ったばかりの頃に(由貴さん)」「嫌な予感がしてきました(浩子さん)」由貴さんが台所にいたら、Wiiで遊んでいたお嬢さんの「あ！」という悲鳴と共にがしゃん、ぱりんという音が。買って2ヶ月の50インチプラズマTVの真ん中に直撃したそうです。「Wiiで遊ぶときは必ずストラップをつけましょう(由貴さん)」って、塊魂の宣伝じゃなかったですっけ？

◎恋するニワトリ

なんと拍手がなりやまず、もう一度、浩子さんと由貴さんが出てきて下さいました。浩子さんが「もう最終日みたい」と言ってましたが、まったくそんな感じでした。
1日目の分も含めて書き足りないところばかりなのですが、そんなことを言っていると今日のコンサートが始まってしまいますのでヽ(^^;)ノ、ここでUPします。