りゅうたま「蟹の恐怖」「初めての文通」

JGC 2009で、公式セッションでやってもらった記憶を元に、てきとーにアレンジしてGMしました。
ゴブニャガルドの郵便配達人ユータローくんを、メインNPCにすえたシナリオです。
シナリオタイトルは、1話終わる毎にプレイヤーからアイディアを募って決めたものです。

参加者

PCは3人です。
メタボ・ド・ナガグツ。6才、オス。嫁探し中のノーブル・コネコゴブリン。
バル・ス・ニコル。盗んだ子馬と飛び出した、13才の家出少年ファーマー。
フューネ。ばあちゃんが亡くなったことをきっかけに、風の向くまま気の向くまま旅に出たミンストレル。最年長15才の女の子。
竜人は、サラ・ソルジャ(蒼竜)。おしゃれと新しい物と恋バナが大好きな、アリス服の少女。竜人は特に登場させなかったけど…。

旅日誌

フューネが書いてくれた日誌です。

  • 5/4 草原/晴れ。風の向くまま3人旅。メタボが疲れてた…。町まであと1日。
  • 5/5 草原/曇りのち雨。橋の下で困っているコネコゴブリンのユータロー君と犬のハヤトビマルに会う。どうやらコンパスを落としてしまったらしい。コンパスを探してたら、偽たまご蟹に襲われた…。倒せず、逃走。
  • 5/6 町/晴れ。一旦休息。夕方にユータローが大ケガしてきた。ザザとゾゾという、嫌われ者に手紙を盗まれたらしい。手紙をとりかえしにLet's Go! …明日にね。
  • 5/7〜9 丘陵のち岩場/晴れのち曇り。何ごともなし…というか迷った…。
  • 5/11 丘陵のち町/大嵐。町に戻ってたザザとゾゾをつかまえた。

「蟹の恐怖」

ユータローくんが落としたコンパスを探してあげてる最中に、偽たまご蟹に遭遇して戦闘になった一行。
これがとっても苦戦。
1匹倒した段階で満身創痍で、コンパスを拾ってすごすごと撤退したのでした。
そんなに強敵じゃないはずなのに、おかしいなぁヽ(^^;)ノ。
メタボ「おのれ、カニめぇ…ゴブニャ。」

「初めての文通」

ゴブニャガルドでの1日目は、平和に町を楽しむ一行でしたが、その夜、傷ついたユータローが宿に倒れこんできたのです。
ユータローくんが奪われた手紙をとりかえしに、丘陵のち岩場へ挑戦する一行。

そして、旅歩きに失敗しまくる一行。
おまけにようやく辿り着いたアジトには、お留守番のマイコニドしかおらず、ザザ&ゾゾとはスレ違いになった模様。
下手くそな字で手紙を書き写した痕跡があり、どうやらザザ&ゾゾは字を練習しているのか?
疑問に思いつつも、嵐が来る前にと必死にゴブニャガルドに戻り、ザザ&ゾゾを捕らえようとする。
嵐のゴブニャガルド、様々なものが風で吹き飛ばされる中での戦闘は、一部PCに心の傷を負わせたりもしたのでした。
フューネ「な、なんで、ブタがぁ〜」

捕らえたザザ&ゾゾを問い詰めて、なにやら脱力する一行。
ザザ「手紙さえ上手に書ければ、オイラは上流階級の仲間入りは間違いないホブニャー」
ゾゾ「アニキかっこいいゴブニャー。オイラは字が読めないけど」
ユータロー「まず、手紙を出す相手はいるゴブニャ?」
そのあまりにもまっとうな正論は、ザザ&ゾゾを固まらせ、ついでに旅人3人の心にも突き刺さったのでした(3人とも、手紙を出す相手はいないからね)。
ちょっとシンパシーを感じた旅人たちは、ザザ&ゾゾを説得し、文通相手になることに決めたのでした。

反省とかとか

想定外に短く終わっちゃって、時間余りまくりだったのです。始まりも早かったけど…。
旅歩きでかなり失敗したので、予定通りの天候変化だと難易度上がりすぎかなーって迷ったです。
それに気をとられて、演出が足りないところやヘンなとこがいっぱいあったなぁ。
なんにしても、ゴブニャガルドは楽しいです。ゴブニャ、ゴブニャー、ホブニャー、って言い過ぎて、舌噛みそうになったけど。

ともあれ、拙いマスタリングにおつきあい頂いて、ありがとうございましたm(_ _)m>PLのみなさま