ひときわヘンな小説の年だったのね

バガージマヌパナス

バガージマヌパナス

日本ファタジーノベル大賞 第6回大賞受賞作。
鉄塔武蔵野線」とこの作品と、大賞が2つあった年です。
ぼーっとして、もやーとして、ほっこりしたとこも、まっくら闇なところもあって、ファンタジーがあふれてるお話でした。
この年の受賞作は2つとも、このお話を書くための作家、って感じがします。わたしとしては、それは決してマイナスな評価ではなくて(いあ商業的にはマイナス以外のナニモノでもないのでしょうが)。ちっちゃいときの、作者とか出版社とかゆう概念を知らなかった頃の読書と近い感じ。
こうゆうの読むと、日本ファンタジーノベル大賞があってよかったよーと思います。