ひときわヘンな小説の年だったのね
- 作者: 池上永一
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1994/12
- メディア: 単行本
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「鉄塔武蔵野線」とこの作品と、大賞が2つあった年です。
ぼーっとして、もやーとして、ほっこりしたとこも、まっくら闇なところもあって、ファンタジーがあふれてるお話でした。
この年の受賞作は2つとも、このお話を書くための作家、って感じがします。わたしとしては、それは決してマイナスな評価ではなくて(いあ商業的にはマイナス以外のナニモノでもないのでしょうが)。ちっちゃいときの、作者とか出版社とかゆう概念を知らなかった頃の読書と近い感じ。
こうゆうの読むと、日本ファンタジーノベル大賞があってよかったよーと思います。