童心にかえってみる
- 作者: 福永令三,三木由記子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1995/02/15
- メディア: 新書
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クレヨン王国のシリーズは高校生のときくらいまでは追いかけてて、今でも思い出したように読むので既刊のほとんどを読んでます。ほろ苦い話が好きなのでお気に入りは「月のたまご」(1巻だけ)だったり。
この本は中篇2つが収録されてます。「ロペとキャベツの物語」は「花ウサギ」で大活躍したロペのちょっと幼い頃の話。「赤いぼうし」は落し物の帽子をめぐるお話。赤いクレヨンがキーパーソンなのが2つのお話の共通点になってるけど、特につながった話ではないのです。
今回のロペは「かっこいい」でなく「かわいい」そうですが、いあいあ十分かっこいいですよ。偏食な誰かさんに読ましてやりたい話だヽ(^^;)ノ。赤いぼうしはトマトスープとか肉まんじゅうがすっごい美味しそうなの。寒いときに読むとひときわしみるお話です。