たつみや章「夜の神話」

夜の神話 (講談社文庫)

夜の神話 (講談社文庫)

文庫で出てたので衝動買いです。
どうも色々と背景を知ってしまいますと、虚心に読めないのが難点。
原発反対の主張がで出過ぎてちょっと鼻につくかなぁ。でも、上手に作られたお話で楽しかったです。
脇のキャラクターはすっごく魅力的なんだけど、わたし的にはマサミチくんがイマイチ好みじゃないです。なーんか、簡単に良い子になり過ぎというか。良い子良い子、都合の良い子、って感じがする。
しかし、神様たちや原発の職員さんなどなど、どの脇キャラに注目しても、ピンでエピソード読みたいっって思わせる描き方はさすがというしかないです。