猫森集会 2009 Bプロ 2日目「柳原陽一郎氏の奇妙な散歩」

Bプロは2日が離れていますが、2日目。たった2日なのが、とてもさみしいです。
柳原さんの歌も浩子さんの歌も、すごーく良かった♪
MCも、可愛いやりとりがいっぱいで、どきどきでしたですよ。
ひいきして、詳細レポートを書いてみました。なお、元が適当なメモな上、わたしの感想とか連想とかまぜまぜなので、再現率は激しく低いです。
ってか、おかしいな、なんでこんなに長くなるんでしょう。そんなに、しゃべってなかった印象なのに (^^;。

♪さかなの言葉

最初の正面へのお辞儀で、いきなりよろける浩子さん。1日お休みがあったので、目が覚めるのに時間がかかるのかな (^^;。
BプロはAQ!さんと衣装を揃えてみたそうです。「黒地に花柄!」
えっと、浩子さんは黒地のスモックっぽい後ろボタンの、襟まわりにきらきらしたお花がついているブラウスです。AQ!さんは、黒地に菊のご紋の下に一文字を書いたような和テイストのシャツでした。……まぁ、そろってる、よね。
最初の3曲は「魚の卵のスープ」なんだそうです。

♪卵
♪夢のスープ

ここで、柳原陽一郎さんを呼びます。
イカ天に出てた<たま>の、という紹介が入ります。
浩子さん曰く、柳原さんは出てくるときの風情が、昔から変わらないって。「ニガテ!って書いてある。」
柳原さんは昔から変わらずいっぱいいっぱいだそうです。「生きてることがいっぱいいっぱい。」
浩子さんもそういう所に共感するそうで、「AQ!は意外と、社会人できる。」のだそうだ。まぁ、AQ!さん、プロデューサーだしさ。
で、次の曲は「それこそ、わたし的にはいっぱいっぱい」とか言う浩子さん。

♪愛のSOLEA
♪ねこなのだぁ

今日は、新宿でにゃぁ! 猫森でにゃぁ! ヒロコとにゃぁ! AQとにゃぁ!でした。
#1日目は、ちゃん付けだった

浩子さんの「猫好きですか?」という問いに、「むかし、一緒に住んでました。」
これ、ぜんぜん答えになってないけど、答えすぎっていうか。のあ、っていう黒猫で、悪女だったそうです。
#<人間の社会に、どれくらい猫がまぎれこんでるか知ったら、人間たちはびっくりするでしょうね>って連想した

浩子さんが、イカ天の、たまの最初の会から見てたって話。見た目も歌詞も変わってたけど、それより音楽の作り方が違ったと。ぜんぜんプロっぽい。これに柳原さんは、ぼくたちはプロっぽくないのがコンプレックスだったって。
大ヒットした「さよなら人類」も、進化して原人になっちゃうのに、やられたって思ったって。ここ、AQ!さんも「やられた」って言ってて、ユニット谷山浩子が言ってますって感じでした。
浩子さんも「人類」って言葉が入る曲を作ってて、他であまり見かけないとか。今日は人類友だちで行くらしいです。

#1日目は小室チルドレンでした
##小室といえば、等です

ここで妖怪一座の話。
イカ天の頃を指して「妖怪一座みたいでした」と浩子さん。柳原さんは、妖怪でしたよね、となんとなく自分は除外しているような。
そこに浩子さんが反応して「見ててわかりました」。この人(他のメンバーは妖怪だけど)自分は人間だと思ってるなーとみてて思いました。「ちがうのに(笑)」

ほめられるの苦手でしょ、って浩子さん。けなされるのも苦手。自分がいないところでほめられて、めぐりめぐって知るのが一番幸せだそうです。ブログとかでほめられてるの見ると1日幸せ。逆にけなされてると1週間は落ち込む、ってなんか収支あってないですよ (^^;。

次の曲、新宿のスタジオでセッションで作ったそうです。だからコードが単純という柳原さんに「そこはすごく助かる。」と笑いをとる浩子さん。

♪満月小唄

わたしがこの曲を作りたかったと。今でもいい曲を聴くと、自分が作りたかったと思ってしまうって。「自分の作った歌だって、作っちゃったら自分のものじゃないのにね。」と。こういうことをさらっと言ってしまうから、わたしは谷山浩子というアーティストから離れられないのです。
1日目にいっしょにやって、柳原さんがいると今までたくさんやったことのある曲が、ぜんぜん違う曲になると。見えない力がすごく強い、って言ったとこで「ごめん、誉めちゃった。」
で、次は柳原さんを呼ぶって決まった時に、最初に浮かんだ曲だそうです。そんなに力強くネタ振って曲名を言わないと、前奏で笑っちゃうじゃん、と思ったのですが大丈夫でした。さすが、猫森集会に来るひとは修行ができてる (^^;。

♪まもるくん

リハのとき、ひとりで歌ってたでしょ。って、そのうれしそうな浩子さんも、そのときの柳原さんを想像しても、どっから先に萌えていいのか困る<おちつけ
作る曲じゃなく、できちゃう曲ですよね、と柳原さん。銀行の封筒に歌詞をメモしたと浩子さん。「でも、それを発表しちゃうのがスゴイ。」ってそんなオチー?!
し、ませんか?、という浩子さんの問いに、一応色々考えますと。今度の新曲まもるくんで大丈夫かなーってディレクターの顔を伺ったり。
売れるってそういうことなんでしょうか。それとも浩子さんが制作陣に恵まれてるのか。あるいは活動年数の差か。全部かなぁ。

次は曲数少ないから削ろうとした時に、柳原さんの「えー、やんないんですか。いい曲じゃないですか。」という復活の呪文を言ってくれたおかげで復活した曲。

♪満月ポトフー

ゲストとかたろうピンポンパンのコーナー。
#今までもずいぶん語ってたと思いますが

少年時代と今で違いについて。ずいぶんひねくれたそうです。磯野カツオみたいな子だったそうです。普通の男の子、でもちょっと空気読む、ちょっと大人びてるみたいな。でも、女の子にモテちゃうのが人間関係を複雑にして面倒になった、って趣旨のことをオブラートに包んで話してました (^^;。
で、目立つのをやめたはずなのに、こんな世界に。でもこの業界はそういうの苦手なひとがふきだまってるとのこと。
浩子さんも内祝いをもらったことはあるけど、意味を判らずもらってたとか。熨斗袋に筆ペンで名前かけます?って聞いて「一応書けます」って答えにすごくがっかりする浩子さんでした。

♪キャンディーヌ
♪意味なしアリス

で、1日目に食べ物3曲と言って、突っ込まれまくりだった3曲。

テングサの歌
♪恋するニワトリ
♪素晴らしき紅マグロの世界

そして、谷山浩子の曲の中で今日は普通のラブソングが無かったので、そういう歌。
「紅マグロはラブソングじゃないんですか。」とAQ!さん。「きみにとってだけね。」

♪星より遠い

このへんの曲の柳原さんのコーラスが、とにかくすっごいいいんですよ。テングサとか、もう、このバージョンがこの歌の本当。本筋。本物。
浩子さん、柳原さんと提供曲交換したりしないかなぁ。前に上野洋子さんとジョイントコンサートやったときみたいに。

で、最後にぱぁっと長い曲。

♪終電座

この演出もすごいです。えっと、客席から突然マイクもって立ち上がって歌いだすひとがいるの。6人くらい。ちなみに、柳原さんが銀河女神でした。歌ってるひとも歌ってないひともいて、ここらへん、浩子さんの狙い通りかなと思ったり。堪能しました。

一回退場のあとアンコール。
宣伝することがいっぱいあってタイヘンな浩子さん。
柳原さんに何か宣伝とか一言とかと振ると「とってもさみしいですね。楽しかったです2日間。」
これ、まさか、計算じゃないでしょうね。すごい心臓にきたー。柳原さん、ずっと座ってるほう、聞いてるほう、って感じなので、そういうひとがぽろっとこういうこと言うと〜。わたしてきにクリティカルヒットでした。
iTunesでアルバム3枚買っちゃったのは、この攻撃のせいだ

そして、イカ天から20周年記念ということで、ほぼ全曲ライブをやるのだそうです。全曲なので、恥ずかしい曲もいっぱいあると。で、「まもるくん級の曲もたくさんあります。」と口をすべらせて。「あとで楽屋でお話しましょう。」という浩子さんに「調子こいちまった!」と柳原さん。かわいすぎる二人とも。

ところで、この日、浩子さんのコンサートが初めてだという人を誘ってたのですが、感想は2つだけ。
「まもるくん、忘れられない」と「柳原さんは(ぱいのみ林檎の)好みのタイプ」ヽ(^^;)ノ。