またしても。。。

しゃばけ しゃばけシリーズ 1 (新潮文庫)

しゃばけ しゃばけシリーズ 1 (新潮文庫)

虚弱な若旦那と妖怪たちの、ほのぼのお江戸話です。
物語の構造としては、むかしコバルト文庫で流行ってた正統派ファンタジーを彷彿とさせます。回りの評価は低いけど実は豪胆で賢い主人公が、出生の秘密とちゃんと向き合って解決するとゆう。主人公やその周辺のひとたちのキャラクター設定がいちいちきれいで、とても楽しいです。
虚弱で賢くて人外のモノが見える男性主人公って、大好きなんだよねー。続編も読もう。
それはいいんだけど、新潮ファンタジーノベル大賞 優秀賞、なんですね。またしても「本屋さんで気になったので読んでみたら面白くって、実は新潮ファンタージノベル大賞」のパターンだ。ほんと、この賞とは相性がいいです。