色んなイミで節度がある
- 作者: 坂木司
- 出版社/メーカー: 東京創元社
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- 作者: 坂木司
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完結となってます。キャラクター小説っぽいのでもったいないけど、ここで終わりにする節度が好感持てるのも確かです。
それにしても、甘い。歯が溶けそうだけど、おいしいよぅヽ(^^;)ノ。
坂木の鳥井に対する感情って、「恋」に見えちゃうなぁ。どうしても。う〜んと、他に適当な言葉が見当たらないのですが、「ずーっと遠くにあるものへの憧れを人間に投影したもの」です。そうゆうの、わたしはあまり「友情」という文脈でゆえない。まぁ、そうゆう友情もあるよって言ってしまえばすむ話ですが。ここ追求するとどんどんナマナマしい話になっちゃって公共の場に書けなかったりヽ(^^;)ノ。
人間同士の関係というのは多種多様、というか出合った人の組み合わせの数だけあると思うんだけど、その割には関係を表す言葉が少ないのはなんでなんだろうな〜ってことを考えました。やっぱり一人の人間が本当に関係を持てる相手というのは、ごく少人数で、しかもとても時間がかかるので、一般化する暇がないんでしょうか? けっきょくは「特別」といってしまえば事足りるし、それ以上は本人たちにしかわからないということなのか。