久しぶりにSFを読みました

老ヴォールの惑星 (次世代型作家のリアル・フィクション ハヤカワ文庫 JA (809))
SFってこんなんだったよねーと思ったです。
4篇が収められてますが、「ギャルナフカの迷宮」は政治っぽいのがちょと鼻につく。「老ヴォールの惑星」はすごい好き。「幸せになる箱庭」はネタとしてはありがちと思う。「漂った男」は好きだけどちょと複雑。
「老ヴォールの惑星」は、「闇の左手」とか「歌うクジラ」シリーズが好きなひとにはかなりいいと思うのです。異星人(非人類)視点が、とてもステキにできてるので。
「漂った男」はいい話なんだけど、わたしの頭がちょっと変な方向にアンテナを広げちゃってるので〜ヽ(^^;)ノ。恋愛は無理だけど、友情は距離も時間も越えるってかーと、思ったり思わなかったり。